正しいこと...
近頃、テレビなどで歯周病やインプラントが取り上げられることが多くなってきました。しかし、いろんな制限があるためか正確に伝わっていない印象があります。歯周病は一番の国民病で、”骨が溶ける”病気です。原因は歯周病菌。その結果、歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、ばい菌が溜まりやすくなります。そしてどんどん歯を支えている骨が溶けていく...これが歯周病。
ブラッシングは悪さする”ばい菌”を取り除くためです。磨き残しは”ばい菌のすみか”になります。私たちは毎日食事をしますね。だから毎日ブラッシングをしないとばい菌はいっぱい増えていきます。
実際の治療は2つです。
1つ目は”ばい菌”をしっかり取ること。これは日頃のブラッシングと歯科医院での歯石の除去です。時には歯石の除去に外科処置が必要になる場合もあります。体の中に悪い物ができた時に手術で取るのと同じなんです。
2つ目は”ばい菌”がいない状態を継続させること。 歯周ポケットや骨が溶けてできた骨の凸凹、弱くて痛くて磨けない歯肉などを改善することです。これにも外科処置が必要なことがあります。
痛い思いはしたくないですよね。でも 悪くなってからでは大切な歯を失ってしまうこともあります。歯も大切な臓器です。大事にしたいですね。
先日、”こうすれば歯周病は治る”という情報がありました。薬剤や光を当てることで”ばい菌”を除去できる..
これは先に挙げた1つ目です。後に残った問題を改善する(2つ目)こともあわせて治療しないと、良い状態が長持ちすることは難しいです。
私たちは2ヶ月に1回、歯周病、インプラント治療などをわかりやすくお話しする説明会を行っています。ご興味のある方は是非一度ご参加いただければと思います。
次回は2/14(火)の14:00〜16:30です。
正しく理解していただき、皆さんと力をあわせて歯周病を治す そして良い状態が長持ちすること
心から願っています。
院長
投稿日:2012年1月28日 カテゴリ:歯のお悩み相談会, 歯周病の原因