虫歯の話
9月も中旬になり来週はお彼岸ですね。昼はまだまだ暑いですが、朝晩は過ごしや
すくなってきました。今回は虫歯のできるタイミングの話です。
歯の表面を覆っているエナメル質は体の中で一番硬い組織です。でも酸にめっぽう
弱く簡単に溶かされてしまいます。酸性の度合いを pH(ペーハー)で表します
が、口の中は普段 pH6.8 位のほぼ中性ですが、糖分が入るとすぐに pH 5.4 以下
の酸性となり歯が溶けるのです。これが唾液の分泌によって、中性に戻るのに40
分かかります。そのため酸性度が強く、歯が溶けやすいタイミングの時にブラッシ
ングをすることは大切です。
またいわゆる「だらだら食い」は中性に戻らずにずっと酸性になりやすいため
虫歯はどんどん進行しやすくなります。口の中はいろんな変化があり、大変で
す。要注意!ですね。
ところで先日携帯電話を変えました。4台目です。「iPhoneにはカバーが要るよ」
とのアドバイスから 「木」 から造ったカバーを使用しています。触った感じが
何とも言えずいい感じです。お勧めです。
院長
投稿日:2012年9月14日 カテゴリ:虫歯