講演会
こんにちは『のりしお』です。
先日、9月17日祝日、すみだリバーサイドホールにて行なわれました、歯科技工士による東日本地震復興チャリティ講演会に行かせていただきました。
一流の技工士の話しが聴けることと、ポーセレンの神様と言われているウィリー・ゲラーさんが来日して話すということでしたので、本当にたのしみにしていたのです。
感想… すごかったです。感動しました、ゲラーさんは今回は、大掃除の時に見つかったという25~30年の臨床ケースのスライドをそのまま投影機にて映して、コメントするというものでした。
沢山の口腔内スライドが次々と映しだされ、どれもどの歯が天然歯なのか、補綴(ポーセレンクラウン)なのか言われなけらばわからない、(いわれてもわからない)金属の部分が見えて、それとわかるという感じです。
周りの歯に調和しいて、色、形、排列(歯軸)すべてが自然なのです。反対側の歯もあえて、シンメトリーにつくらず微妙に形をかえているようです、色も細かいところはふぞろいでも、唇からのぞく歯列全体の色は不思議と調和して見えました。いかに歯列全体の中で、作った補綴(ポーセレンクラウン)が目立たなくなじませるとゆことが、大切なんだと感じました。
他の講演者の話しは、ポーセレンによる歯肉色の再現、ジルコニアクラウンについて、等ありました。
ポーセレンによる歯肉再現、これはとても勉強になりました。ピンク色の陶材の下は骨色があることそれを考えてメタルフレームの上にオペーク色を選択するというものでした。
ゲラーさんは、今70さいだそうです。25年前からこんな素晴らしいお仕事していました。
とてもとてもかなわないけれど、自分の出来ることを精一杯努力して、患者さんに満足していただけるような技工士になりたいと思います。
投稿日:2012年9月19日 カテゴリ:未分類