カテゴリ: 歯周病の原因
砂糖のお話
こんにちは。秋を満喫中の「かぼちゃ」です。
先日箱根に紅葉を見に行ってきました。
雨が降っていましたが、赤や黄色に色づき始めた山々にとても癒されました。秋と言えばやはり「食欲の秋」ですねついつい食べすぎてしまいます。甘いものも魅力的なものがたくさんありますが、実は甘いものの中に多く含まれている砂糖(ショ糖)と歯肉は意外な関係があるのです。
ショ糖は唾液の粘着性を高め、歯にプラーク(細菌のかたまり)が付着します。
付着したプラークにより歯肉が炎症を起こしやすなり、細菌に対する抵抗力が下がり、歯肉炎になります。歯肉炎が進行すると歯周病になります。
一日の砂糖の摂取量は約24㌘(8㌘のスティックシュガー3本分)とされています。
チョコレート菓子は2本分、メロンパンは4本分!さらに炭酸飲料はなんと7本分です!
気づかないうちに私達はとたくさんの砂糖を摂取しているのですね。
いつも気にするのは大変ですが、たまに意識してみるといいかもしれませんね。
投稿日:2012年11月13日 カテゴリ:歯周病の原因
嬉しい出来事
歯周病の治療の第一歩は皆さん御存知の通り『歯磨き』です。
わたしが担当させて頂いている患者さんの中にも、歯磨きの仕方などを見直して頑張って頂いている方が何人かいらっしゃいます。
歯磨きは、ほとんどの方は毎日行っていて習慣になっていることですから、今までしていたやり方を少しでも変えてすることは大変なことだとですよね。
そんな頑張られている患者さんの為に少しでもフォローできるように、日々勉強・頑張っている『お出汁』です!
今日はそんな患者さんの中で、歯磨きだけで歯肉の状態がとても改善し次のステップの歯肉の中の歯石除去を行った方が来院されたのですが、歯肉の状態を見て嬉しくなりました!!!
期待どおり、歯磨きだけでは改善されなかった歯肉の赤みや腫れがひいていました!!
これから違うところも進めていく予定ですので、患者さんにとってもまた更にモチベーションアップになりました。
患者さんによってはこのケースのようにすぐに反応がでない場合もあります。
また、局所の炎症(プラークや歯石)だけではなく全身的なこと(服用している薬やホルモンバランスなど)も関係していることもあります。
これからも一人一人の患者さんに合わせて、お口の状態を見極めてフォローできるように頑張っていこうと思います。
これは、ある日の晩御飯。
ガッツリお肉を食べたくなって焼きました!
『イチボのステーキ』です。
投稿日:2012年11月8日 カテゴリ:歯周病の原因
歯のクリーニングとは
こんにちわ、宮田です。
メインテナンスの際に、歯の表面についている着色を落としていますが、ただ単に歯を綺麗にするだけではありません。
その着色は、紅茶やコーヒーなどの色素なども含まれますが、細菌(プラーク)や唾液からの石灰化物などの歯石も含まれています。したがって、歯の表面に着色が付着すると、その着色によりわずかに凹凸が出来ます。
その凹凸の上に、歯周病を引き起こす細菌がついてくる、むし歯を起こす細菌がついてくると、よいことは全くありません。
ご自身で着色を除去することは非常に難しいのです、そのような時は歯科医院で除去することをお薦めします。
投稿日:2012年11月6日 カテゴリ:歯ブラシ ,歯周病の原因
メタボリック・シンドローム
「メタボリック・シンドローム」
この言葉はもう十分一般的になりました。定義は内臓脂肪型肥満に高血糖、高血圧、脂質
異常症のうち2つ以上を合併した状態のことをいいます。このメタボが歯周病とも関連が
あることがわかってきました。ある研究では肥満の人とそうでない人の間では3.4倍、
重度の肥満になると8.6倍 歯周病にかかりやすいことが報告されています。また肥満
は糖尿病も合併しやすく、私たちにとって「大敵」です。
適切な食事、運動、ストレスコントロール...
しっかり自己をコントロールしたいものです。
とは言うものの美味しいものをいっぱい食べたいのが本音ですね。
今日はとびきり美味な銀座ライオンの「ビーフカレー」を紹介します。
前に紹介しました「インディアンカレー」と少し違った超本格カレーです。
食べ過ぎ、飲み過ぎ すべては〜し過ぎは良くないですね。しっかり自己コントロール
しながら今日も美味しくいただきます!
院長
投稿日:2012年5月24日 カテゴリ:歯周病の原因
健康は口腔から
喫煙は身体に良くないことは周知のことですね。それでも喫煙してしまうのは含まれているニコチンの精神作用にあるかもしれません。この精神作用には「気持ちを和らげる」効果があります。しかし、胃や肺など内臓には悪い作用ばかりです。
兵庫県加古川市で開業されている藤家先生の報告では、1日の平均喫煙本数と喫煙年数をかけたものが400以上となる場合、歯周病が重症化しやすくなり、肺がんが発生しやすくなります。また1200以上になると肺がんに加えて咽頭がんの危険性がきわめて高くなるそうです。400は1日20本で20年間の喫煙の計算です。
「健康は口腔から」という言葉があります。 健康あってこその幸福だと思います。
毎日の生活の中で少し意識すればできること、そしてそれを続けることが大事ですね。
院長
投稿日:2012年4月19日 カテゴリ:歯周病の原因
段差
宮田です。
昨日の院長のブログで、再生療法の前後のレントゲン写真がありましたがごらんになっていただけましたか?
再生療法の治療を行うことで、凸凹のあった骨が平坦になりました。
歯にとっても、支える骨が増えたため良い状態になりました。
大きな段差は、何らかのきっかけで平らになろうとします。
たとえどんなに立派な補強を施しても、いつかは崩れてしまいます。
そのため、私たちが行おうとしている治療では、綺麗な被せ物を作ることも必要ですが、その被せ物が長く安心して使っていくことが出来るようにすることです。
補強をするよりも、地ならしを行い段差を少なくすることが、長持ちにつながります。
投稿日:2012年3月16日 カテゴリ:歯周病の原因
力
こんにちわ、宮田です。寒い日が続きますね。近頃の大雪の影響で、重みに耐えかねた橋が崩れ落ちたそうです。
雪の重さは相当のものだったと思います。自然を侮ってはいけません。
かみあわせの力も侮ってはいけません。
時には、歯を削り、また歯を割ってしまうこともあります。
その力を、われわれは常にコントロールできません。
そのために、ナイトガードを用いて、歯にかかる力を分散させてあげることは
大事な歯を守る意味で、非常に重要となるのです。
投稿日:2012年1月31日 カテゴリ:歯周病の原因 ,補綴治療(かみ合わせ)
正しいこと...
近頃、テレビなどで歯周病やインプラントが取り上げられることが多くなってきました。しかし、いろんな制限があるためか正確に伝わっていない印象があります。歯周病は一番の国民病で、”骨が溶ける”病気です。原因は歯周病菌。その結果、歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、ばい菌が溜まりやすくなります。そしてどんどん歯を支えている骨が溶けていく...これが歯周病。
ブラッシングは悪さする”ばい菌”を取り除くためです。磨き残しは”ばい菌のすみか”になります。私たちは毎日食事をしますね。だから毎日ブラッシングをしないとばい菌はいっぱい増えていきます。
実際の治療は2つです。
1つ目は”ばい菌”をしっかり取ること。これは日頃のブラッシングと歯科医院での歯石の除去です。時には歯石の除去に外科処置が必要になる場合もあります。体の中に悪い物ができた時に手術で取るのと同じなんです。
2つ目は”ばい菌”がいない状態を継続させること。 歯周ポケットや骨が溶けてできた骨の凸凹、弱くて痛くて磨けない歯肉などを改善することです。これにも外科処置が必要なことがあります。
痛い思いはしたくないですよね。でも 悪くなってからでは大切な歯を失ってしまうこともあります。歯も大切な臓器です。大事にしたいですね。
先日、”こうすれば歯周病は治る”という情報がありました。薬剤や光を当てることで”ばい菌”を除去できる..
これは先に挙げた1つ目です。後に残った問題を改善する(2つ目)こともあわせて治療しないと、良い状態が長持ちすることは難しいです。
私たちは2ヶ月に1回、歯周病、インプラント治療などをわかりやすくお話しする説明会を行っています。ご興味のある方は是非一度ご参加いただければと思います。
次回は2/14(火)の14:00〜16:30です。
正しく理解していただき、皆さんと力をあわせて歯周病を治す そして良い状態が長持ちすること
心から願っています。
院長
投稿日:2012年1月28日 カテゴリ:歯のお悩み相談会 ,歯周病の原因
崖
こんにちわ、宮田です。どんなに立派な家に住んでいても、家の裏庭でがけ崩れが起きている状況だとしたら、その家に住み続けることが出来ますか?
どんなにきれいなかぶせ物の歯が入っても、その下の骨がしっかりとしていなくては、かむことができません。
歯周病は、あなたの気がつかないところで静かに進行します。歯ぐきの下で、がけ崩れと同じ状況が起きているかもしれません。
悪くなっても、ハミガキさえ頑張れば治るわけではありません。
歯周病をしっかり診断し、しっかりとした治療を行い、患者さんも頑張ってゆくことで、ようやくがけ崩れの危機を逃れることが出来ます。
あなたのお口の中で、「崖」は迫っていませんか?
投稿日:2012年1月21日 カテゴリ:歯周病の原因
うちの家族を紹介します
みなさん こんにちわ。衛生士の「からあげ」です。
今日はうちの家族を紹介します。ミニチュアダックスフンドの「ファル」です。もうすぐ1歳になる女の子です。とても食いしん坊でやんちゃですが、内弁慶な犬です。外ではめっぽうおとなしいです。
また、お風呂が大好きで、湯船で寝ることが多々あります。
そんなわが子の夜の日課が歯磨きです。犬も人間と同じく歯周病になるので、毎日行うことを心がけております。
動物も人間も全身の健康を維持する上で、お口の健康、特に歯みがきを行うことで予防することが重要ですね。
投稿日:2011年12月29日 カテゴリ:歯周病の原因